入浴剤を自分で作る
多くの方は入浴剤といえば、市販のものを購入してそれを使っていることでしょう。
しかし、市販のものではなかなか満足できなくなったという方もたくさんいます。
そういう方には、ぜひとも自作で入浴剤を作ってみることに挑戦してもらいたいです。
実は入浴剤を作るために必要な材料はすべて気軽に揃えられるものばかりとなっています。
したがって、わざわざ高い入浴剤を買わなくても、自分で簡単に作れてしまうのです。
自作の入浴剤には興味があるという方はたくさんいるでしょう。
お風呂に入ることにあまり楽しさを感じなくなっている方にこそおすすめします。
自作の入浴剤を用意することができれば、それを使うことが楽しみになるのです。
用意するべき材料は重曹とクエン酸、ヒマラヤ岩塩、精油、スイートアーモンドオイル、そしてドライハーブです。
ドライハーブはマローブルーとローズレッドペタル、マリーゴールドの組み合わせがおすすめです。
まずボウルを用意して、その中にクエン酸と重曹、ヒマラヤ岩塩を加えてよく混ぜあわせます。
そしてスイートアーモンドオイルを入れて、塊になっているのをつぶすようにして混ぜます。
精油を数滴入れて、全体がしっとりするように混ぜあわせていきましょう。
それらを3等分して、それぞれの袋の中にドライハーブを1種類ずつ入れます。
ただ、ドライハーブは好みで良いため、入れたくない場合はそのままでも大丈夫です。
好みのものを組み合わせることによって、カラフルなものを作ることも可能です。
ラップにくるんで丸くしたあと、風通しの良い場所において半日放置させれば完成します。
乾燥したものをお風呂の中に入れると、どんどん溶けていき、ドライハーブの良い香りが浴室に広がります。
入浴剤の原理
どうして入浴剤をお風呂の中に入れるとシュワシュワと溶けていくのでしょうか。
シュワシュワしているものは二酸化炭素であり、入浴剤からどんどん炭酸ガスが出ているのです。
これによって、血行がよくなるため、入浴剤は健康に良いとされています。
入浴剤の中にはクエン酸と重曹が含まれているのですが、これらが反応することによって二酸化炭素が生成されるのです。
詳しい原理についてはこちらで分かりやすく説明されているため、参考にしてください。
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試しにコップの中に重曹とクエン酸を加えてみれば、炭酸ガスが出る様子が分かるでしょう。
ポイントはこの二つに水を加えないと炭酸ガスが発生しないことなのです。
これは炭酸ジュースと同じ原料であり、重曹もクエン酸も食用のものが売られていて、とても安全性が高いです。
炭酸ガスによって発生した二酸化炭素には血流を良くする効果があるため入浴剤としてよく用いられます。