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「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」の紹介

プロのアナウンサーが伝授するスキル

話す仕事のプロとして活躍しているアナウンサーは、素人とは異なる素晴らしい話し方の技術を身に付けています。
人と会話をするのが苦手だと悩んでいる方、自分の声に自信を持てなくて人と話すのが怖いと感じている方などにおすすめしたいのが本書です。
著者である魚住りえさんは日本テレビの元女子アナとして活躍された方で、現在でもナレーターやテレビ出演などで活躍しており、講演会や一般の方向けのレッスンなども行っています。
本書はプロが実践している声と話し方を紹介していることでベストセラーにもなっています。

話し方の変え方について

人との会話が苦手だと感じている方の多くは、話し方があまり上手ではないというケースが多いです。
相手の答え方がハイとかイイエで終わってしまうような質問の仕方をするのではなく、もっと話が盛り上がっていくような質問の仕方をするのがコツです。
実際にこの話し方を実践してみると、自然に相手の話を引き出すこともできるため、どんどん会話のキャッチボールが盛り上がっていくでしょう。

もう一つ忘れてはいけないのが、あいづちの仕方です。
うんうん、ふむふむ、なるほど…などのあいづちではなく、わざとに声を出さないままうなずくだけにした方が良い印象を与えることができるとしています。
このような具体的な方法が紹介されているため、すぐにでも実践してみようという気持ちになれるのも大きな特徴といえます。

声を良くするには

自分の声が変だと思っているので、会話をするのが苦手だったと感じている方にも好評なのが、たった1日で声まで良くなるという部分です。
自分では感じにくいかもしれませんが、まずは聞きやすい声と低い声と高い声の3種類を見極めることが大切なポイントになります。
この3種類の声を見つけることができたら、実際に様々なシーンで使い分けてみます。

例えば、電話口で会話をする際には通常よりも明るめの声にして、ゆっくりと話すようにするのがコツです。
常にではなく、時々低い声にするのもポイントで、相手に印象を良くするためには重要なテクニックになります。
また、デートをしている時には男性の場合はいつもよりゆっくりめに会話をするように心がけること、女性の場合は高めの声を出すことを心がけると相手の心をがっちりとつかむことが出来るとされています。
このような具体例を実践することで、日常生活でも自分の声に自信を持てるようになるでしょう。

他にも有名人の話し方で真似したいと感じる池上彰や小泉進次郎さんなどの実例をプロ目線で分析した結果についても紹介されています。
客観的に自分の話し方を見直すことで、新しい自分の魅力を再発見できるでしょう。